株式会社アスエク(東京都港区、取締役社長 市川隆志)は、当社が運営するメディア「リジェネ旅」のプロジェクトとして、旅や観光体験がもたらす環境・社会・経済・文化への影響を体系的に整理・可視化した「リジェネ旅 インパクトガイドブック」の初版を発行いたしました。本ガイドブックを通じて、ツアー単位でのインパクト評価を可能にし、リジェネラティブツーリズムの実装を加速してまいります。
本ガイドブックは、従来の観光評価が「集客数」や「経済効果」に偏りがちであった課題に対し、ツアーや体験単位でポジティブ・ネガティブ両面の影響を捉え、可視化するための新たな指針を提示するものです。
「旅という手段を通じて、地域や社会をより良くしたい」
そのような想いを持つ方々に向けて、旅がもたらす影響を体系的に整理しています。
本ガイドブックでは、旅の影響を「環境・社会・経済・文化」の4つの分野に分類し、さらに変化のプロセスを「つながる → 変わる → 再生する → 広がる」の4つのステップで整理しています。専門知識がなくても、旅が持つ本来の価値を構造的に理解し、具体的なアクションにつなげることができる内容となっています。
ダウンロードはこちらから:https://regenetabi.jp/impactguidebook-form/
背景:観光の価値は“量”から“質”へ
観光産業は地域経済を支える重要な産業である一方で、環境負荷や地域コミュニティへの影響といった課題も顕在化しています。
近年、「サステナブルツーリズム」や「リジェネラティブツーリズム」への関心が高まる中で、単に負荷を減らすだけでなく、「観光が地域にどのような価値をもたらしているのか」を具体的に示すことが求められています。
しかし、その評価手法は十分に確立されておらず、特にツアーや体験といったミクロ単位でのインパクト可視化は進んでいないのが現状です。
「リジェネ旅 インパクトガイドブック」の概要
本ガイドブックでは、旅の体験が生み出すインパクトを、以下の4つの領域から整理しています。
・環境(Environment)
・社会(Social)
・経済(Economic)
・文化・精神(Cultural / Spiritual)
さらに、旅のプロセスを
「接続 → 変容 → 再生 → 拡張」
という変化のサイクルとして捉え、体験が個人や地域にどのような影響を与えるかを構造的に整理しています。これにより、観光を単なる消費行動ではなく、地域との関係性を深めるプロセスとして捉え直すことを目指しています。
特徴:ツアー単位でのインパクト可視化
本ガイドブックの特徴は、従来の「地域全体」や「施設単位」の評価ではなく、ツアーや体験単位でのインパクト可視化に焦点を当てている点にあります。
具体的には、
・ポジティブ/ネガティブ両面のインパクト整理
・定性的なストーリーと定量データの統合
・参加者の意識変容や行動変化の可視化
などを通じて、観光の価値を多面的に捉えます。
また、国際的なサステナブルツーリズム基準(GSTCなど)も参考にしながら、現場で活用可能な実践的フレームとして設計されています。
活用シーン
本ガイドブックは、以下のような用途での活用を想定しています。
・観光コンテンツの開発・改善
・DMOや自治体による観光戦略の設計
・企業によるサステナブルツーリズム事業の推進
・教育・研修プログラムへの活用
・インパクトレポーティングや情報開示
ダウンロードはこちらから:https://regenetabi.jp/impactguidebook-form/
今後の展開
今後は、本ガイドブックをもとに、
・実際のツアーへの適用・実証
・データ収集およびダッシュボード化
・企業・自治体との共同プロジェクト
・ワークショップや研修プログラムの提供
などを進め、観光におけるインパクト可視化の実装を推進してまいります。
■株式会社アスエクについて
株式会社アスエクは、「旅の物語を社会価値に変える」をミッションに掲げ、リジェネラティブツーリズムを軸としたメディア運営およびコンサルティング、旅行事業を展開しています。
メディア「リジェネ旅」では、環境・社会・文化にポジティブな影響をもたらす観光や地域の取り組みを取材・発信しています。


